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■沖縄県の新型コロナ感染拡大続く 11日の新規感染者775人、アメリカ軍386人 [健康ダイジェスト]

 11日、沖縄県は新たに775人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。県内で確認された感染者は、合わせて5万8984人になりました。
 新規感染者を年代別でみると、20歳代が262人、10歳代が121人、30歳代が91人、40歳代が82人、50歳代が72人、10歳未満が61人、60歳代が31人、70歳代が25人、80歳代が17人、90歳以上が12人となっています。
 県の糸数公医療技監は、「感染者に20歳代が占める割合が減る一方、ほかの世代で増えてきている。高齢者施設で感染が増えたことに伴い、入院患者も増えてきている。今後、重症化する感染者がでないか懸念される」と警戒を呼び掛けています。
 感染者が1000人を下回るのは2日連続ですが、10日までの3連休で休診する医療機関が多かったためとみられます。月曜日としては過去最多だった10日の779人と同規模。
 地域別の感染者は、那覇市が255人、浦添市が69人、南部保健所管内が68人、中部保健所管内が52人、沖縄市が51人、宜野湾市が50人などとなっています。
 推定される感染経路は、家庭内が118人、友人・知人が51人、職場内が21人、施設内が17人などとなっています。
 11日現在、10日より32人多い290人が入院しており、国基準での重症者は27人となっていますが、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)をつけた治療を受ける県の基準での重症者はいません。
 自宅療養者は4543人と過去最多を更新しており、入院している人も含めた療養中の患者は8179人と過去最多を更新しています。
 10日時点の集計では、沖縄県の直近1週間の人口10万人当たりのの感染者数は503・37人で、全国でずば抜けて多くなっています。沖縄県と同じように、まん延防止等重点措置が適用されている広島県と山口県と比べても、5倍以上多くなっています。
 また、アメリカ軍から沖縄県に対し、基地の所属はわからないものの新たに386人の感染が確認されたと連絡がありました。
 一方、沖縄県内では新型コロナウイルスに感染したり濃厚接触者になったりするなどして働くことができない医療従事者が、11日現在で503人に上っています。
 このうち新型コロナへの感染が確認されたのは、医師が9人、看護師が90人、その他の医療従事者が46人となっています。また、濃厚接触者になるなどして働くことができない医療従事者は、医師が38人、看護師が190人、その他の医療従事者が130人となっています。
 県によりますと、今月1日は全体で20人だったものの、1月4日ごろから増え始め、このままさらに働けない医療従事者が増えれば医療機関のコロナ対応や一般診療がさらにひっ迫するとしています。
 玉城デニー知事の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊は11日、看護官ら10人を県立北部、中部病院に派遣すると発表しました。
 アメリカ軍関係者の感染拡大も続く中、日米両政府はアメリカ軍関係者の14日間の外出規制で合意。10日から、施設・区域外では「必要不可欠な活動のみ」に制限する期間が始まりました。

 2022年1月12日(水)




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