■東京都で4051人が新型コロナに感染 前日比約1000人増は３日連続

　東京都は14日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4051人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　都内では、今月11日から12日にかけて1236人、12日から13日にかけて926人、13日から14日にかけて927人増えており、３日続けて、前日より1000人前後増える急激な感染拡大となっています。
　また、14日の4051人は１週間前、７日の金曜日の４倍余りに上ります。都内で１日の感染確認が4000人を超えるのは、昨年８月27日以来です。14日までの7日間の平均は1950・４人で、前週の５倍余りとなっています。
　新規感染者4051人を年代別でみると、20歳代が最も多い1474人で、全体の36％余りです。次いで、30歳代が714人となり、17％余りとなっていて、20歳代と30歳代を合わせると全体の半分以上を占めています。65歳以上の高齢者は193人でした。
　ワクチンの接種状況別では、２回接種済みが1970人、接種なしが886人でした。
　一方、都の基準で集計した14日時点の重症者は、13日より１人減って３人でした。
　さらに、都は、感染が確認された90歳代の女性が死亡したことを明らかにしました。
　東京都は、都内の病床使用率が20％になった段階でまん延防止等重点措置の適用について、50％になった段階で緊急事態宣言の発出について、それぞれ国への要請を検討することにしています。
　14日時点の都内の病床使用率は16・６％で、13日から１・５ポイント上昇しました。
　累計の感染者は39万9101人となり、累計の死者数は3177人となりました。

　２０２２年１月１４日（金）

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