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■東京都のコロナ感染者、累計100万人超える 第6波で60万人増 [健康ダイジェスト]

 東京都は3月1日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万1813人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の火曜日より370人増え、2日連続で前週の同じ曜日を上回りました。これで都内で新型コロナの感染が確認された人は、3月1日までの累計で100万人を超え、100万5841人となりました。
 3月1日までの7日間平均は1万1312・7人で、前週の80・8%でした。7日間平均が前週を下回るのは18日連続です。
 新規感染者1万1813人を年代別にみると、40歳代が2095人と最も多く、10歳未満が2062人、30歳代が2043人で続きました。65歳以上の高齢者は1035人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが5840人、接種なしは3180人でした。
 感染経路がわかっているのは4263人で、このうち最も多い「家庭内」は、69・9%を占める2979人でした。次に多い「施設内」は20・3%に当たる866人で、このうち保育園と幼稚園で合わせて268人、高齢者施設で228人、小学校で191人の感染が確認されました。
 また、これまでの都の基準で集計した、人工呼吸器か人工心肺装置(ECMO/エクモ)を使っている重症の患者は、3月1日時点で、2月28日より1人減って、68人でした。
 一方、都は、感染が確認された30歳代と50歳代から100歳以上の、男女合わせて32人が死亡したと発表しました。1日の発表では昨年2月3日と並んで最も多くなりました。
 32人のうち、感染経路がわかっている人では病院内で感染した人が9人と最も多く、高齢者施設で感染した人が7人でした。また、32人のうち少なくとも24人は基礎疾患がありました。
 都の担当者は、「病院内や高齢者施設での感染が多くなっているが、高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすく実際に亡くなっている。 何よりも感染しないことが重症化を防ぐことにもつながるので感染防止対策を徹底するようお願いしたい」と話していました。
 東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、2月28日から1・1ポイント下がって、3月1日時点で51・9%です。オミクロン型の特性を踏まえた新指標の重症病床使用率は28・9%でした。
 新型コロナウイルスの東京都内の感染者数が1日、累計で100万人を超えました。都民の14人に1人がすでに感染した計算になります。100万人のうち約60万人は1月以降の「第6波」での感染者で、オミクロン型変異ウイルスの猛威が改めて浮き彫りになりました。都内で感染が初めて確認されてから2年余りが経過したものの、収束の見通しは立っていません。
 都内で初めて感染が確認されたのは2020年1月24日。旅行のため中国湖北省武漢市から来日した40歳代男性が発熱し、国立感染症研究所の検査で感染が判明しました。累計の感染者数は同年3月に100人を上回り、「第1波」後の5月には5000人を超えました。
 その後も第2~第4波と感染拡大の局面を迎える度に感染者数は膨らみ、東京オリンピックの開催期間と重なった「第5波」の2021年7月下旬には20万人を突破。感染者数が急減した10~12月は38万人台を維持したものの、その後はオミクロン型の拡大により、1月中旬から1カ月余りで100万人に到達する事態となりました。
 感染者のうち死亡した人は、3月1日時点で3681人です。

 2022年3月1日(火)




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