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■新型コロナ、入国制限の緩和スタート 観光以外、上限5000人に [健康ダイジェスト]

 政府は1日、新型コロナウイルスの水際対策を緩和しました。ビジネス目的などの外国人の新規入国を約3カ月ぶりに認め、1日当たりの入国者数の上限も3500人から5000人に引き上げました。入国後7日間としていた待機期間はワクチン3回接種などを条件に待機免除、または3日間に短縮としました。
 水際対策緩和により、2021年11月から原則停止されていた外国人の新規入国はビジネス目的などの3カ月以下の短期滞在者に加え、留学生や技能実習生などの長期滞在者は、受け入れ先の企業や大学などが事前にオンラインで申請し、ビザの審査を終えれば、入国が認められます。入国後の行動は受け入れ先の企業・学校が管理します。観光客の新規入国は引き続き認められません。
 成田空港では1日午前、ベトナムや中国、シンガポールなどからの航空機が到着し、ロビーにはカートを引く会社員らの姿が見られました。ベトナムから入国する同僚を迎えにきたという東京都荒川区に住むベトナム人の男性会社員(29)は、「同僚がようやく来日できるようになりうれしい」と話しました。
 関西国際空港でも1日正午ごろ、台北からの航空機が到着。検疫所の職員らが乗客の陰性証明書を確認する作業などに当たりました。
 政府はオミクロン型変異ウイルスの感染拡大を遅らせるため、2021年11月末に水際対策を厳格化しました。オミクロン型が国内で流行した後も厳しい制限を維持する政府の対応に対して、企業や学校、海外から「鎖国」になぞらえる批判が出ていました。
 松野博一官房長官は1日の記者会見で、留学生や技能実習生らを中心に新規入国のニーズがあると指摘。「国内外の感染状況や日本人の帰国需要を勘案し、段階的に国際的な人の往来を増やしていく」と述べました。

 2022年3月1日(火)




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