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■東京都、新型コロナに7846人感染確認 前週火曜日より4300人増加 [健康ダイジェスト]

 東京都は29日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」までの合わせて7846人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の火曜日より約4300人増え、2倍余りとなりました。29日までの3日連続で前週の同じ曜日を上回っています。また、29日までの7日間平均は7181・1人で、前週の105・1%でした。100%を超えたのは2月11日以来です。
 都の担当者は、「1週間前の火曜日は検査数が少ない連休明けだったので、低い数字が出ていた。2週間前の火曜日と比べると、だいたい今日と同じ水準であり、感染者数は大きな傾向としては減少傾向にあるが、ほぼ横ばいの高い数値で推移しているとみている。感染防止対策の徹底をお願いしたい」と話しています。
 新規感染者7846人を年代別にみると、10歳未満が1524人と最も多く、20歳代が1454人、30歳代が1287人で続きました。65歳以上の高齢者は398人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3491人、未接種は2240人でした。
 感染経路がわかっているのは2779人で、このうち最も多い「家庭内」は1884人でした。
 また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、29日時点で28日より4人減って33人でした。
 新型コロナウイルスの患者用の病床使用率は、29日時点で26・2%。今年に入って最も高かった2月19日は約60%でしたが、そこから徐々に下がっています。
 一方、オミクロン型の特性を踏まえた29日時点の重症患者用の病床使用率は、29日時点で12・9%。今年のピークの2月22日は36%を超えていましたが、その後、徐々に下がっています。
 一方、都は、感染が確認された70歳代から90歳代の男女合わせて5人が死亡したと発表しました。
 5人のうち感染経路がわかっているのは2人で、病院内と高齢者施設内がそれぞれ1人ずつでした。また、5人全員に基礎疾患がありました。
 東京都の累計の感染者は123万3139人となり、累計の死者は4146人となっています。
 東京都の小池百合子知事は都庁で記者団に対し、「オミクロン型のBA・2への置き換わりが大変なスピードで進んでいることが合わさっての数値になっていると思う」と述べました。一方で「私どもは病床の使用率を注視をしている」と述べ、新規陽性者数だけでなく医療提供体制の状況を示す指標も重視する考えを示しました。

 2022年3月29日(火)




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