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■コロナ前と比べ「目の不調」20%増、「風邪をひきにくくなった」12%増 モバイル社会研究所が体調変化を調査 [健康ダイジェスト]

 NTTドコモの企業内研究所「モバイル社会研究所」は、2022年2月に、新型コロナウイルス感染拡大前と比べての体調面の変化について、全国の15~79歳の男女6240人を対象にウェブで調査を実施しました。
 その結果、新型コロナウイルス感染拡大前と比べて体調面で悪化したのは、「目の不調(疲れ・かすみ目・視力など)」が20・1%となり、「肩・首筋の凝り、痛み」が16・0%、「腰痛」が11・3%、「睡眠不足」が10・6%と続きました。
 また、新型コロナウイルス感染拡大前と比べて体調面で改善されたのは、「風邪のひきにくさ・なおりやすさ」で12%でした。つまり、新型コロナウイルス感染拡大後に、風邪をひきにくくなりました。
 そして、多くの人が新型コロナウイルス感染拡大前と比べて体調面では「変わらない」と回答していました。
 性年代別で「目の不調(疲れ・かすみ目・視力など)」が悪化した人をみると、男性は全体で14・7%でしたが、女性は全体で25・3%でした。どの年代でも女性のほうが「目の不調」が悪化したと回答しており、特に10歳代女性は3割を超え、20~70歳代女性まで2~3割程度の人が「目の不調」が悪化していました。
 新型コロナウイルス感染拡大後に「風邪をひきにくくなった」人を性年代別にみると、特に30~40歳代女性が約2割と他の年代に比べて高くなりました。
 目の不調が増えたという調査結果について、モバイル社会研究所の担当者は「コロナ禍で在宅勤務やオンライン授業が一般化し、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ている影響が考えられる」と分析しています。
 目の疲労を少しでも回復するためには「目の体操」、腰痛や肩凝りを防ぐためにはストレッチが有効といいます。目薬製造販売大手の参天製薬は、目の体操やストレッチの方法をウェブサイトで紹介し、「パソコン作業をする時は、1時間ごとに10~15分の休憩を取り、目を休ませてあげましょう」と呼び掛けています。
 ロート製薬やメガネスーパーなども目の体操を紹介しています。共通するのは、眼球を上下左右、右回り、左回りと動かし、凝り固まった目の周りの筋肉をほぐして疲労回復を促していくことです。

 2022年6月11日(土)

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