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■熱中症リスクが高い夏場の屋外では「マスク外して」 厚労相が呼び掛け [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス対策のマスク着用について、後藤茂之厚生労働相は21日の閣議後会見で、特に夏場の屋外でのマスク着用は熱中症のリスクが高まるとして、「近距離で会話する場合を除いて、徒歩や自転車での通勤通学や、散歩やランニング、ラジオ体操といった運動時には、マスクを外していただくようお願いをする」と呼び掛けました。
 後藤厚労相は会見で、毎年4万~5万人前後が熱中症で医療機関に救急搬送され、死亡につながる重篤なケースも発生していると指摘。今年も学校で屋外での運動中に、多くの児童生徒が救急搬送される事例が発生していることもあり、運動時にマスクを外すことを求めました。
 厚労省は5月、マスクを外せる場面などをまとめた着脱に関する見解を提示しました。その後も屋外でマスクを着けている人が多いなどの指摘を受け、同省はリーフレットを作成して見解の周知を図るとともに、テレビCMの放送も決めたといいます。

 2022年6月21日(火)

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