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■新型コロナ水際対策緩和で入国、少しスムーズに 入国者数の上限を5万人に引き上げ  [健康ダイジェスト]

 日本政府は7日、新型コロナウイルス対策で実施している入国制限を緩和し、1日当たり2万人としていた入国者数の上限を5万人に引き上げました。全世界を対象に添乗員を伴わないツアー客の入国も認めたほか、入国・帰国者の全員に義務付けられていた陰性証明書の提示も、ワクチン3回目の接種証明があれば不要としました。
 東京都の羽田空港では7日朝、国際線出発ロビーは海外に向かう旅行者らで混雑しました。
 観光でタイに向かうという川崎市の会社員(27)は、「帰国時の陰性証明書の提出が必要なくなったので、旅行先から帰国できなくなる不安がなくなった」と喜んでいました。
 日本航空によると、日本を出発する往復便の9月分の予約は、水際対策緩和が発表された前後で1・8倍に増加。10月分は発表前に比べ、6・6倍に急増しているといいます。
 同社の増村浩二・レベニューマネジメント推進部長は、「外国人の個人旅行解禁や、ビザの要件緩和も進めば、さらに外国からの旅行客も増えるだろう」と期待を寄せていました。

 2022年9月7日(水)

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