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■機能性表示食品35製品で計147件の健康被害情報 消費者庁発表 [健康ダイジェスト]

 小林製薬が機能性表示食品として届け出ていた紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、消費者庁は機能性表示食品の総点検を実施した結果、小林製薬のサプリメントを含む35の製品で、合わせて147件の健康被害の情報が医療従事者から事業者に寄せられていたと発表しました。
 紅麹の成分を含む小林製薬のサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受けて、消費者庁は機能性表示食品のおよそ6800製品、およそ1700の事業者に、医療従事者から寄せられた健康被害情報がないかや、国への報告の体制などを尋ねる総点検を行いました。
 回答は4月12日が締め切りで、速報の集計結果が発表されていましたが、消費者庁は18日、締め切り後に回答があったものを加えた6530製品についての集計結果を発表しました。
 それによりますと、小林製薬を含む22の事業者の35の製品について、合わせて147件の健康被害の情報が医療従事者から事業者に寄せられていたということです。
 小林製薬の製品は「紅麹コレステヘルプ」について、5件の健康被害の情報が寄せられていたということです。
 いずれも3月22日の時点での集計のため、小林製薬のサプリメントを摂取した人がその後、死亡した事例は含まれておらず、そのほかの健康被害については入院を必要とする重篤な症状の例がありましたが、死亡した事例はなかったということです。
 消費者庁によりますと、いずれも製品と健康被害の因果関係は確認されていないということで、小林製薬以外の製品名は公表していません。
 消費者庁は19日、専門家による検討会の初会合を開き、機能性表示食品の在り方について5月末までに制度の見直しを含めた方向性をまとめることにしています。

 2024年4月18日(木)

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