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■女性医師による治療は女性患者で有益 東京大など調査、死亡率や再入院率低く [健康ダイジェスト]

 女性患者は女性医師に治療されたほうがメリットが大きいことをアメリカでの調査で明らかにしたと23日、東京大などのチームがアメリカの医学誌に発表しました。男性医師の場合より、入院後30日以内の死亡率や、退院後30日以内の再入院率が低くなりました。女性医師が増えれば、女性患者の治療経過の改善につながる可能性があるとしています。
 研究では、アメリカの高齢者向け公的医療保険の診療報酬データを活用し、2016~2019年に約4万2000人の医師が治療した65歳以上の緊急入院患者約78万人を調査。年齢や病態などをそろえて、医師と患者をそれぞれ性別で比較、分析した。
 女性同士だと患者が気兼ねなく症状を打ち明けやすいことなどが背景にあるのではないかと推測。チームの宮脇敦士・東京大特任講師(公衆衛生学)は、「日本でも女性医師は少ない。同様の傾向があるか調査し、医療体制による患者の不利益を減らしたい」と話しています。

 2024年4月23日(火)

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