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■かかる医療費がメタボでは6割増し、と検診調査で判明 [健康ダイジェスト]

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)の人の医療費は、該当しない人の1.6倍。血圧や腹囲の数値が高いメタボ予備群の人の医療費も、該当しない人より高め。
 中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会が10日、2008年度に生活習慣病の健康診断を受けた35歳以上の被保険者約425万人のデータを分析し、メタボに該当する人と、そのリスクがない人について1年間の医療費を比較した結果をまとめました。
 メタボの男性1人当たりの外来の医療費(薬代を含む)は平均11万2705円で、該当しない男性の平均7万9619円の1.4倍かかっていました。メタボの女性は平均13万9390円に上り、該当しない女性の1.6倍かかっていました。入院医療費でも、メタボの男性が1.3倍、メタボの女性が1.5倍かかるという結果が出ました。
 また、メタボの男女は「食事を食べる速度が他人と比較して速い」と回答した割合が高く、男性は45.8パーセント、女性は44パーセント。該当しない男性の34.1パーセント、女性の30.4パーセントを大きく上回っていました。
 全国健康保険協会が健診データと医療費を比較分析したのは初めてで、「今後、医療費などのデータがどう変わっていくかを継続して分析していく」方針です。

 2010年3月12日(金)




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