SSブログ

■体調不良を訴える生徒にホメオパシーを渡す 沖縄県の養護教諭  [健康ダイジェスト]

 沖縄県名護市の公立中学校の養護教諭がホメオパシーと呼ばれる民間医療で使用するレメディーという砂糖玉を、体調不良を訴えて保健室を訪れた生徒に手渡していたことが2日わかりました。同市教育委員会は「学校内で行うのは不適切」と問題視し、砂糖玉の配布などを直ちに中止するよう指導しました。
 ホメオパシーは植物や動物、鉱物の成分などを水で薄め、染み込ませた砂糖玉を飲む療法。
 日本学術会議は8月、治療効果を否定した上で「これに頼ることで、確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性がある」と警告する会長談話を発表。長妻昭厚生労働相も、効果の研究に着手する方針を示しています。
 市教委によると、養護教諭は5年以上前から、校長や校医、保護者らの了解を得ないで生徒に砂糖玉を手渡していました。この養護教諭は普及団体「日本ホメオパシー医学協会」が認定する療法家で、保健室に特別の装置を持ち込み、症状に応じて複数の生徒や卒業生の目の前で砂糖玉を加工し、「普通の薬はいけない」と話していたといいます。
 同校の校長は、「許可した覚えはない。砂糖玉であっても『病気が治る』といって渡しているのであれば問題」と話し、即、中止するよう指導しました。校医も、「効果があるかわからないものを、生徒に勧めるのはよくない」と話しました。

 2010年9月2日(木)

ウェブ版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯i-mode版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯au版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯Yahoo!ケータイ版の健康創造塾にアクセスできます。




nice!(14)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 14

コメント 1

ritton2

結局のところプラセボ効果なんでしょうか・・・?民間医療なのでエビデンスなども無いみたいですし・・・変な物議をかもしだしていますね。
by ritton2 (2010-09-02 15:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0