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■小児ワクチンの同時接種を推奨 小児科学会、個別接種を改める  [健康ダイジェスト]

 日本小児科学会は、一人の子に複数の種類のワクチンを同じ機会に接種する「同時接種」を推奨する見解を発表しました。
 国内では従来、1回1種類が原則でしたが、ワクチン接種への公費助成が広がる中、子供を医療機関に連れて行く親の負担などを減らし接種率を上げるには、同時接種の普及が必要と判断しました。
 同時接種は、厚生労働省の予防接種実施要領で、医師が特に必要と認めた場合にだけ行えるとされており、慎重な小児科医が少なくありませんでした。
 日本小児科学会は、海外では同時接種が一般的で、有効性や副反応の頻度に基本的に影響ないと科学的にわかっており、国内でも一般的な医療行為として広げる必要があると結論付けました。
 同時接種を行う際の留意点として、注射の位置を2・5センチ以上空け、注射液を医師の判断で混ぜてはいけないとしています。
 国内では、今年度からインフルエンザ菌b型(ヒブ)や肺炎球菌などのワクチンへの公費助成が始まるなど、原則無料で接種が受けられる種類が増えつつあります。
 乳児期に3回以上接種する種類もあり、個別の接種では子供を医療機関に連れて行く親の経済的、時間的負担が大きくなります。接種を受け終わるのに時間がかかり、その間に感染する危険性もあると指摘されていました。

 2011年1月24日(月)

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