SSブログ

■夫婦円満には我慢や忍耐が必要 民間企業が調査 [健康ダイジェスト]

 語呂合わせで「いい夫婦の日」に当たる11月22日を前に、民間企業が行った調査で、全体の8割以上が「夫婦円満」だと答えたものの、円満でいるために「我慢や忍耐が必要」だと考えている人が多いことがわかりました。
 明治安田生命は、「いい夫婦の日」を前に、20歳代から50歳代の既婚の男女を対象に、インターネットを通じてアンケート調査を行い、1086人から回答を得ました。
 それによりますと、全体の8割以上が、「夫婦円満」だと答えました。夫婦円満の秘けつを聞くと、「プレゼントを贈る」「一緒に食事に出掛ける」よりも「よく会話する」「感謝の気持ちを忘れない」がトップ2となり、コミュニケーションが大切であることがうかがえました。
 とりわけ夫婦間の会話時間が長ければ長いほど、愛情を感じる人の度合が増加しており、会話時間が愛情のバロメーターとなっています。
 そうした中でも不満がないかを聞くと、妻の8割以上が夫に不満があり、「気が利かない」「整理整頓ができない」「家事の協力をしない」がトップ3。夫のほとんども妻に対して何らかの不満を持っており、「整理整頓ができない」がトップ。
 夫婦のへそくり事情を聞くと、調査開始の2006年の水準から夫は約2割減少する一方、妻は3割以上増加し、格差は約3倍まで拡大しています。ただ、へそくりを持っている人は全体の45・3パーセントで、半数以上はないという結果に。
 小遣いの平均は、妻は昨年からアップして2万4002円、夫はダウンして3万3833円になりました。夫は小遣いがダウンしても、妻への1回のプレゼント予算額は昨年から約1600円アップして、1万23552円になっています。
 理想とする有名人夫婦では、「三浦友和・山口百恵」夫婦が5年連続の1位で、支持率も過去最高に。2位は「木梨憲武・安田成美」夫婦、3位は「江口洋介・森高千里」夫婦。大病を2人で乗り越えた「桑田佳祐・原由子」夫婦が昨年からランクアップして、4位となりました。
 一方、日用品大手の「ライオン」も、20歳代後半から40歳代で、夫婦間のストレスが原因で胃痛を経験したことのある首都圏在住の既婚男女500人を対象に、10月12~14日にインターネットで調査を行いました。
 この調査でも、全体の8割以上が「いい夫婦」だと答えましたが、同じように8割以上が「いい夫婦」でいるためには「我慢や忍耐が必要」だと考えていることがわかりました。
 夫婦げんかを避けて相手に言いたいことを我慢する人の割合は、女性67・2パーセントに対し、男性は81・2パーセント。これだけは言わないように我慢している言葉では、女性は「もっと稼いでよ」(34・5パーセント)が最も多く、男性は「もっとちゃんと掃除してよ」(22・7パーセント)でした。
 ライオンの担当者は、「仲が良い夫婦ほど言動に気を付けているようだ。逆説的ですが、時には胃が痛くなるような我慢や忍耐が、夫婦円満でいられる秘けつのようです」と分析しています。

 2012年11月22日(木)




nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0