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■回収対象のマルハニチロの冷凍コロッケを食べ嘔吐 鳥取県の男性 [健康ダイジェスト]

 食品大手のマルハニチロホールディングスの連結子会社のアクリフーズが生産した冷凍食品から農薬の一種が検出された問題で、自主回収の対象となっているコロッケを食べた鳥取市の男性が嘔吐(おうと)などをしていたことがわかりました。
 この問題は、アクリフーズの群馬工場で生産された一部の冷凍食品から、農薬のマラチオンが検出されたもので、現在、商品の自主回収が行われています。
 鳥取県の2日の発表によりますと、12月31日、鳥取市に住む40歳代の男性から自主回収の対象になっている冷凍食品を食べて嘔吐したと、鳥取保健所に連絡。県が残っていた袋から回収対象の商品と確認しました。
 同県によりますと、男性は、12月24日の夜に群馬工場で製造された「とろーりコーンクリームコロッケ」8個入り1袋を食べ、翌25日朝になって吐き気で目が覚め、3回ほど嘔吐したほか、体がだるいなどの症状が出たということです。男性はその日のうちに体調が回復し、病院には行っていないとしています。
 同県が聞き取り調査をしたところ、男性は12月23日に鳥取市内のスーパーで購入。賞味期限は今年10月31日までのもので、味やにおいに異常はなかったということですが、男性が8個すべてを食べているため農薬が混入していたかどうかはわからないということです。また、男性は、別の会社の冷凍食品のコロッケなども一緒に食べていたということです。
 鳥取県ではウェブサイトなどを通じて、対象の商品が手元にある場合はすぐに返品するよう呼び掛けています。

 2014年1月2日(木)

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