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■全国的な流行期入り、インフルエンザ患者増加 患者9307人で10週連続の増加 [健康ダイジェスト]

 インフルエンザが全国的な流行期に入り、各地で患者が増えています。
 北海道や鹿児島県などの9つの道県では、今後、インフルエンザの大きな流行が起きる可能性が高いことを示す注意報レベルの患者数の地域が出ており、国立感染症研究所は、手洗いなどの対策を徹底するよう呼び掛けています。
 国立感染症研究所によりますと、先月29日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は9307人で、前の週の1・4倍に増え10週連続の増加となりました。
 1つの医療機関当たりの患者数を都道府県別にみると、鹿児島県が最も多く5・87人、次いで長崎県が5・31人、高知県が4・96人、沖縄県が4・66人、山口県が4・29人、大分県が3・74人、熊本県が3・68人、佐賀県が3・56人の順となっており、41都道府県で前週よりも増加がみられました。
 また、北海道、秋田県、群馬県、静岡県、香川県、高知県、長崎県、大分県、鹿児島県の9道県では、今後4週間以内にインフルエンザの大きな流行が起きる可能性が高いことを示す注意報レベルの患者数の地域も出ています。
 患者から検出されたインフルエンザウイルスは、高齢者で重症化しやすいとされるA香港型が全体の51パーセントと最も多く、次いで5年前の2009年に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型のウイルスが27パーセントを占めていました。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「これから流行が本格化するのでワクチンの接種は今からでも遅くはない。手洗いの徹底や、人に向かってせきやくしゃみをしないなど口元のエチケットにも気を付けてほしい」と話しています。

 2014年1月11日(土)

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