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■疲れ、眠気を測る眼鏡を開発 眼鏡チェーンが来春から販売 [健康ダイジェスト]

 目の動きから、疲労の度合いなど体の状態を把握する新しい機能のついた眼鏡が開発され、スマートフォンと連動することで、居眠り運転の防止や望ましい休憩時間の把握などにつながるか注目されそうです。
 この眼鏡は、メガネ専門店チェーン「JINS(ジンズ)」を運営するジェイアイエヌが、脳の研究に詳しい東北大学の川島隆太教授、芝浦工業大などと共同で開発し、13日、東京都内で発表しました。
 眼鏡の鼻パッド2つと眉間部分に搭載された小型のセンサーが、目が動く時に起きる電圧の変化をキャッチして、まばたきの数や視線など目の動きを把握し、無線を使って手元のスマートフォンやパソコンにデータを送る機能が付いています。目の動きは脳と連動しているため、集中度などを測る指標となります。
 使い方としては、運転中のドライバーのまばたきの強さや速さを測った上で、眠気を3段階で画面に表示し、それをドライバー自身が確認することで居眠り運転の防止につなげることや、仕事中の疲労度を数値化し、休憩の望ましいタイミングを把握することなどが想定されています。
 耳に掛けるフレームの部分にはバッテリーと、歩数を計測できるセンサーも内蔵。ウオーキングなどの際に、消費カロリーを測れます。
 来年春の発売予定で、価格は未定ですが、一般普及を想定した製品となるため現行のメガネ型ウェアラブル機器の7万円から10万円よりも安価にする計画。公開した試作品は重さ約36グラムで、追加料金で度付きレンズに交換可能、サングラスタイプなども発売する予定です。
 ジェイアイエヌの田中仁社長は、「世界で初めての、自分を見る眼鏡だ。交通事故の減少や過労の防止、健康の維持など、いろいろな使い方が期待できる」と述べ、視力の悪くない人にも眼鏡の対象を広げることで、新たな需要を掘り起したいという考えを示しました。

 2014年5月14日(水)

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