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■昨年のエイズウイルス感染者、20歳代過去最多に 東京都内で148人 [健康ダイジェスト]

 東京都は、2014年に都内の保健所や医療機関で新たに確認されたエイズ患者とエイズウイルス(HIV)感染者の合計が前年より43人多い512人となり、過去3番目に多かったと発表しました。
 20歳代のHIV感染者は148人で、統計を取り始めた1989年以降、過去最多でした。東京都は若者の間でエイズ予防の知識が不足しているとして、今後、啓発活動を強化することにしています。
 東京都によると、発症した患者は97人で前年より13人減りましたが、感染者は415人で56人増えました。患者・感染者の97パーセントは、男性が占めました。
 自己申告をもとにした患者・感染者の感染経路の推定では、同性間の性的接触が373人(73パーセント)で、異性間の性的接触が91人(18パーセント)、原因不明やその他(母子感染、注射針の使い回しなど)は48人でした。
 年齢別では、感染者は20歳代が最多で148人(36パーセント)、30歳代が135人(33パーセント)と20~30歳代で7割近くを占めました。40歳代が98人、50歳代が20人、60歳代以上が11人で、未成年も3人いました。
 一方、患者は30歳代が最多の35人、40歳代が31人と30~40歳代の割合が高くなりました。50歳代が12人、20歳代と60歳代以上がともに9人、未成年が1人でした。
 東京都の担当者は、「若年層の間でエイズ予防のための知識が不足しているので、今後、啓発活動を強化するなど対策を徹底したい」としています。

 2015年4月10日(金)

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