SSブログ

■韓国のMERSによる死者11人に サムスン病院で小学生に陽性反応 [健康ダイジェスト]

 韓国保健福祉省によると、重い肺炎などを引き起こす中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの暫定検査を受けたソウル郊外の7歳の小学生に12日、陽性反応が出ました。多数の感染者が出たソウルのサムスンソウル病院を父親とともに訪れ、父親はその後感染して自宅隔離中といいます。
 小学生に目立った症状はないものの、感染が確認されれば10歳以下で初の感染例となります。小学生は学校を休んでおり、不特定多数の人との接触はないとみられます。
 同省は12日、感染者の73歳と78歳の男性2人が死亡したと発表。死者は計13人となりました。感染者は新たに4人が確認され、計126人となりました。
 新たに感染が確認された4人のうち3人は、すでに感染者が見付かっているソウルの病院で確認されたということです。もう1人は、中部の平沢(ピョンテク)の病院で新たに確認され、これで韓国では合わせて10の病院で感染が確認されたことになります。
 また、保健福祉省は11日、「感染経路を調査中だ」としていた5人について、4人は同じソウルと平沢の病院で感染し、残る1人は「中間調査の結果、別の平沢の病院で感染した可能性がある」としています。
 韓国政府は今週を感染拡大を防ぐための山場だとしており、自宅や医療機関に隔離したおよそ3800人以外にも、感染者と接触した人などがいないかどうか追跡調査を徹底し、感染の拡大を食い止めるための対策に全力を挙げることにしています。
 一方、日本の防衛省は12日、防衛医科大の感染症の専門医を韓国に派遣したと発表しました。11~13日に日本人学校などで、在留邦人向けに基礎知識や予防対策について講演します。

 2015年6月13日(土)

nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0