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■中医協、2つの再生医療製品で保険適用 医薬品医療機器法の施行後、初めて [健康ダイジェスト]

 中央社会保険医療協議会(中医協)は18日、ヒトの組織の細胞を培養して作る2つの再生医療製品について、一定の有効性が確認できたなどとして、公的医療保険を適用することを承認しました。
 これは、再生医療製品を新たに定義し、安全対策などの規制を盛り込んだ医薬品医療機器法(旧薬事法)の施行後、初めての保険適用となります。
 保険が適用されるのは、筋肉の組織の細胞を培養して作る製品で、重い心不全の患者に移植して心臓の働きを再生する「ハートシート」と、骨髄の細胞を培養して作る製品で、点滴で静脈に投与して臍帯(さいたい)血移植などによる合併症の急性移植片対宿主病を治療する「テムセル」という2つの再生医療製品です。
 中医協の総会では、委員からは「普及が進んだら、より多くの人が使えるように価格の見直しをしてほしい」といった意見が出されました。
 再生医療製品を巡っては、これまで治療が不可能とされた病気を根本的に治す可能性が指摘される一方、価格が高額なことなどが課題となっています。今回、保険適用が承認されたことで、患者がより安価に再生医療を受けられるようになると期待されています。

 2015年11月19日(木)




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