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■小学館、毒キノコを食用と誤記載 図鑑1万6000部を無料回収 [健康ダイジェスト]

 大手出版社の小学館は20日、6月23日に刊行した「小学館の図鑑NEO きのこ」で紹介した毒キノコの「ヒョウモンクロシメジ」を、説明文中で誤って「食用」と記していたと発表しました。初版5万部中1万6000部がすでに売れていますが、誤記載による健康被害の報告はないといいます。
 無料で回収し、改訂版ができ次第返送します。 
 小学館によると、同書は児童向けの図鑑シリーズの一冊で、20日に読者からの指摘があり、誤記載が判明しました。同書の25ページ左下の説明文で、「毒」と記載すべきところを「食用」としていました。ヒョウモンクロシメジは少量でも食べると、下痢や吐き気、嘔吐などの胃腸系の中毒症状を引き起こします。
 編集の段階で監修者が誤記に気付いて修正を指示しましたが、担当編集者が見落としたのが原因といいます。同社は、書店の在庫を引き揚げるとともに、購入した読者に、このヒョウモンクロシメジを食べないよう呼び掛けています。
 小学館広報室は、「多大なご心配とご迷惑をおかけして深くおわびする。今後は、編集、校了体制を一層強化し、このような事態を二度と招かないよう努めます」としています。
 回収の問い合わせ先は、小学館フリーダイヤル0120・852・569。

 2017年10月20日(金)

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