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■流行性角結膜炎の患者数、過去10年間で最多に 1医療機関当たり1・17人 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は22日、5月7〜13日の1週間で、流行性角結膜炎(はやり目)の患者数が1医療機関当たり1・17人になったと発表しました。過去10年間で最多となります。
 流行性角結膜炎は、夏風邪のウイルスの一種であるアデノウイルスによって、主に引き起こされます。上下のまぶたの裏側と、眼球の表面から黒目の周囲までを覆っている結膜の炎症に加えて、黒目の部分を覆っている角膜に炎症を起こすため、角結膜炎と呼ばれます。
 非常に感染力が強く、しばしば集団発生することがあります。学校伝染病の一つに指定されており、感染者は伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となります。1歳から5歳を中心とする小児に多く発症しますが、成人も含め幅広い年齢層で認められます。
 感染症研究所によると、過去10年では2015年8月の1・15人が最多でしたが、今回、それを上回りました。都道府県別でみると、宮崎県3・83人、新潟県3・5人、神奈川県3・15人の順で多くなっています。
 感染症研究所の藤本嗣人・感染症疫学センター第四室長は、「こまめな手洗いやタオルの共有を避けるなど予防が必要」と話しています。

 2018年5月25日(金)

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