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■黒ビールカリーなのに黒ビールを使用せず提供 消費者庁がキリンシティに措置命令 [健康ダイジェスト]

 大手ビールメーカー「キリンビール」の子会社が運営するレストランで、黒ビールを使っていると表示して提供されていたカレーに、実際は黒ビールが一切使われていなかったことがわかり、消費者庁は13日、不当な表示に当たるとして再発防止などを命じました。
 消費者庁によりますと、問題が見付かったのはキリンビールの子会社の「キリンシティ」が運営するレストランで提供された「黒ビールカリー」や「黒ビールカリーのオムライス」など25種類のメニューです。
 「黒ビールでコトコト煮込んだ」などとうたい、2015年1月から首都圏や大阪など全国38店舗のメニューやチラシ、ホームページ(HP)で、「新一番搾りスタウト(黒生)を使用」などと表示し、黒ビールカリーなどを提供していましたが、昨年9月にキリンシティが製造委託先の業者に確認したところ、黒ビールだけでなくビール自体が一切使われていなかったことがわかりました。
 このため消費者庁は不当な表示だとして、景品表示法に基づき再発防止などを命じる措置命令を出しました。
 問題のメニューは約45万食が提供されたということで、キリンシティは一時メニューから外し、黒ビールが使われていることを確認した上で提供を再開したということです。
 また、問題のメニューを食べた人にはレシートが確認できれば返金に応じるとしていて、キリンシティは「お客様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。法令順守に取り組み再発防止策を実施して参ります」とコメントしています。

 2018年6月15日(金)

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