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■ゲーム障害、WHOが新疾病に認定 依存症の一つとして追加 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は18日、インターネットゲームやテレビゲームのやりすぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害(Gaming disorder)」を新たな疾病として認定し、依存症の一つとして「国際疾病分類(ICD)」の最新版に加えたと発表しました。
 スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、ゲーム依存が広がり、日本など世界各国で問題化していることが背景にあります。
 WHO当局者は、「概算でゲームをしている人の2~3%がゲーム障害とみられる」と指摘。これまで正式な病名はありませんでしたが、病気とけがの世界的な統一基準となる病気の分類に盛り込むことで「各国で診断例が増えて研究が進み、治療法確立への寄与を期待する」と強調しました。
 ゲーム障害は、ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、日常生活よりゲームを優先し、健康を損なうなど問題が起きても続けてしまう特徴があると定義されました。ただし、ゲーム障害であるとの診断を下す基準がいくつかあり、その一つは問題行動が最低でも12カ月間継続していることとなっています。
 ゲームを含むネット依存について、香港大学の研究者は2014年、世界の人口の6%(約4億2000万人)以上と推計。日本でも厚労省発表で、成人の約421万人(2014年)、中高生の52万人(2013年)にネット依存の疑いがあるとされます。

 2018年6月19日(火)

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