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■韓国で3年ぶり、MERS感染者を確認 中東出張帰りの男性 [健康ダイジェスト]

 韓国で中東・クウェートへの出張から戻った男性が、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染していることがわかりました。男性は現在、隔離病棟に入院し、治療を受けています。
 韓国保健福祉省の疾病管理本部によると、MERSの感染が確認されたのはソウルに住む61歳の男性。男性は8月16日からクウェートに出張し、9月7日に韓国に戻りましたが、下痢や発熱などの症状があるため検査を受けたところ、感染が確認されたといいます。
 8日現在は、ソウル大病院の隔離病棟で治療を受けています。
 また、疾病管理本部は、航空機の乗員や病院のスタッフなど、男性と接触して感染の恐れのある20人について、2週間の自宅隔離の措置をとるなど対策を進めています。
 MERSは2012年以降、主に中東地域で広く発生している感染症。発熱やせき、呼吸困難などを起こし、重症化することもあります。韓国では2015年5月に初のMERS感染者が確認され、患者が治療を受けた医療施設で医師や入院患者に感染が広がるなどして、38人が死亡しています。同年12月に終息が宣言されて以降、新たな感染者は約3年ぶり
 MERS感染者が約3年ぶりに確認されたことを受け、韓国政府は9日、緊急関係閣僚会議を開き、対応を協議しました。
 会議を主宰した李洛淵首相は、「(感染拡大で)38人が死亡した2015年の失敗を反面教師とし、迅速かつ透明性ある形で対処していく」と強調しました。

 2018年9月9日(日)

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