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■救急車呼ぶか相談できる「#7119」の導入進む 全国の40%が利用可能に [健康ダイジェスト]

 漫画家のツイートを切っ掛けに、救急車を呼ぶかどうか相談できたり、開いている病院を紹介してもらえる電話番号「#7119」がネット上で話題になっています。#7119を運用する自治体は少しずつ増えており、利用できる人は今、全国の約40%となっています。
 #7119は、具合が悪くなったり、けがをしたりして救急車を呼ぶかどうか、今すぐ病院に行ったほうがいいのかどうか迷った場合などにアドバイスを受けられる消防庁救急相談センターの専用回線です。
 医師、看護師、救急隊経験者などの相談医療チームが24時間年中無休で電話を受けており、救急車を呼ぶ必要があるかどうかや開いている病院はどこなのか、また応急処置の方法などを相談できます。
 具合の悪くなった女性の漫画家が10月15日、#7119を利用して手当てを受けた経験をツイートしたところ、6万回以上リツイートされるなどネット上で話題になり、「知らなかった」とか「番号を覚えておこう」などといった声が上がっており、まだ番号が広く知られていない実態もうかがえます。
 #7119は東京都が2007年に最初に導入し、これまでに大阪府や福岡県、埼玉県など9の都府県が全域で導入しており、利用できるのは一部で実施している県なども含めて国の人口データを基に計算すると、全国の約40%の人となっています。
 導入の背景には、救急車を呼ぶかどうか事前に相談することで不要な119番通報を減らし救急医療の体制を充実させたいという狙いがあり、国は全国的な普及を目指して自治体や各地の消防本部に導入を働き掛けています。

 2018年10月30日(火)

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