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■治療薬「ゾフルーザ」の耐性ウイルス、インフルエンザ同様の感染力 東京大などが研究 [健康ダイジェスト]

 インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」を服用後、体内にでき、薬が効きにくくなる耐性ウイルスが、例年流行しているA型インフルエンザウイルスと同程度の強い感染力を持つことがわかったと、東京大学などの研究チームが発表しました。
 論文が26日、イギリスの科学誌「ネイチャー・マイクロバイオロジー」に掲載されました。専門家はゾフルーザ服用は慎重にすべきだと指摘しています。
 東京大の河岡義裕教授らの研究チームは、昨冬に医療機関を受診したA型インフルエンザ患者38人について、耐性ウイルスの有無を調べました。その結果、ゾフルーザの服用前には検出されなかった耐性ウイルスが、服用後に9人で検出されました。患者から検出された耐性ウイルスをハムスターやフェレットに感染させて調べたところ、A型インフルエンザと同様、ほかの個体に飛沫(ひまつ) 感染することや、体重が減少することが確認され、同程度の感染力と病原性を持つことがわかりました。
 ゾフルーザは昨年3月に塩野義製薬から発売され、1回の服用ですむことなどから広く用いられた半面、臨床試験(治験)段階から耐性ウイルスの起きやすさが報告されていました。
 国立感染症研究所が今年1月、ゾフルーザを服用した患者から耐性ウイルスを検出したと発表。日本感染症学会や日本小児科学会は、免疫が十分でなく、耐性ウイルスを生じさせるリスクが高い12歳未満への投与に慎重な判断を求める見解を示しています。
 インフルエンザに詳しい、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は、「耐性ウイルスの感染力がA型インフルエンザウイルスと変わらない可能性が出てきた以上、子供だけでなく高齢者などへの処方も慎重に検討すべきだ」と話しています。
 厚生労働省は11月15日に、インフルエンザの流行入りを発表。過去20年間で、新型インフルエンザが流行した2009年に次いで早い流行入りとなっています。

 2019年11月28日(木)

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