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■新型コロナウイルスでマスクや除菌用品の品薄が深刻に 目立つ品切れと購入数制限 [健康ダイジェスト]

 中国で発生した新型コロナウイルスによる感染の広がりを受け、国内でマスクや除菌用品の品薄が深刻になっています。メーカーは増産を急いでいるものの追い付かず、ドラッグストアなどで品切れの棚が目立っており、購入数の制限が広がっています。
 マスク不足はやむ気配がなく、東京都内のコンビニエンスストアでは2日、「欠品中です」と注意書きが掲げられ売り場はそこだけ空いていました。
 ドラッグストア「トモズ銀座三丁目店」(東京都中央区)では1月末の夕方、店長が「仕入れたマスクは午前中に売り切れた」という売り場には別商品が代わりにに置かれ、50歳代の日本人女性客は「どこも品切れ」と渋い表情です。
 同店のマスク販売は1月22~29日に、金額、数量とも前年の6倍になりました。1回100個未満だった入荷を5~10倍に増やしても足りないため、30日に客1人当たり箱型、袋型ともに1点ずつに制限しました。
 除菌用品も、売上高が前年同期の5倍です。健栄製薬のアルコール消毒剤「手ピカジェル」の棚は空っぽで、大幸薬品の除菌消臭剤「クレベリン」も携帯用がありませんでした。香港から旅行中の40歳代男性は「地元では売り切れのはず」と話し、除菌剤や除菌シートをまとめ買いしました。
 中国政府による渡航制限で訪日客は減りましたが、マスクなどの特需がドラッグストアの業績を下支えしており、ココカラファインは1月20~26日にマスク販売額が前年同期の3倍になりました。
 インターネット上ではマスクが高額で売られており、通販サイト「アマゾン」では30枚入りのユニ・チャームの「超立体マスク」が7800円と通常の10倍以上に跳ね上がり、通常品はどれも在庫切れ。フリーマーケットアプリ「メルカリ」でも高値で出品されており、関係者は「転売目的で買い占める業者もいる」としています
 メーカーも手をこまぬいているわけではなく、ユニ・チャームは一時受注量が通常の10倍を超え、工場を24時間体制に変えて当初は1月末までを想定した増産体制を2月も続けます。アイリスオーヤマ(仙台市)は中国の2つのマスク工場で春節休暇を短縮し、1月19~25日は日本向け出荷量を前週の3倍に増やしました。
 日本衛生材料工業連合会(東京都港区)によると、国内の家庭用マスクの在庫は2019年1月1日時点で10億枚に上ります。新型肺炎の国内初患者が確認された2020年1月16日からの約2週間では、同量の10億枚が出荷されました。現在の生産量は月6億枚と、平時より5割多くなっています。
 担当者は「必要量が行き渡り買いだめが収まれば、品薄は後2週間ほどで解消される可能性がある」との見解を示しています。
 しかし、先行きは見通せない状況で、中国からの注文も品薄の原因だからです。「コンテナ満杯のマスクを下さい」と、日本バイリーン(東京都中央区)には取引のない中国の卸売業者から月産枚数の5倍の要望がきました。茨城県の工場を24時間動かし、5割増やす計画でも追い付きません。
 除菌用品メーカーもてんやわんやで、「飛行機に持ち込めるのか」「中国に郵送しても問題ないか」と、クレベリンを手掛ける大幸薬品は1日の問い合わせが通常の6倍の300件あるといいます。花王は泡せっけん「ビオレガードハンドソープ」の1月の出荷額が前年の2倍超で、消毒液とともに増産します。

 2020年2月2日(日)

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Jasonnew

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by Jasonnew (2020-02-03 05:57) 

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