■特殊和紙を使った繰り返し使えるマスク開発 福井県のメーカーが発送へ [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、福井県内で「越前和紙」を生産するメーカーなどが、消臭や抗菌作用がある樹脂を混ぜてすいた特殊な和紙で繰り返し使えるマスクを共同開発しました。来週から病院などへの発送を始めることにしています。
マスクを共同開発したのは、越前市にある縫製会社と越前和紙の製造会社で、全国的にマスク不足が続く中、清潔に繰り返し使える製品を目指したということです。
マスク本体の素材にはポリエステルとオーガニックコットンが使われ、ポケットの部分に消臭や抗菌作用があるヨウ素アニオン交換樹脂を混ぜてすいた特殊な越前和紙を入れる構造になっています。
また、マスクは水洗いでき、和紙を交換することで繰り返し使うこともできるということです。
縫製会社の「ファインモード}によりますと、マスクの生産に必要な布目の細かい「不織布」の入手が困難になっているため、代わりに越前和紙が使えないかと「石川製紙」に協力を呼び掛け共同開発が実現したということです。
価格はマスク1枚と和紙5枚の1セット1500円(税別)で、3月19日から発送を始める予定ですが、すでに全国の病院や福祉施設などから4000セットを超える注文があるということです。
マスクを販売する「紙和匠」の石川靖代代表は、「マスクが足りないという声を多く聞いているので、少しでも早く手元に届くよう生産を進めます」と話しています。
2020年3月11日(水)
マスクを共同開発したのは、越前市にある縫製会社と越前和紙の製造会社で、全国的にマスク不足が続く中、清潔に繰り返し使える製品を目指したということです。
マスク本体の素材にはポリエステルとオーガニックコットンが使われ、ポケットの部分に消臭や抗菌作用があるヨウ素アニオン交換樹脂を混ぜてすいた特殊な越前和紙を入れる構造になっています。
また、マスクは水洗いでき、和紙を交換することで繰り返し使うこともできるということです。
縫製会社の「ファインモード}によりますと、マスクの生産に必要な布目の細かい「不織布」の入手が困難になっているため、代わりに越前和紙が使えないかと「石川製紙」に協力を呼び掛け共同開発が実現したということです。
価格はマスク1枚と和紙5枚の1セット1500円(税別)で、3月19日から発送を始める予定ですが、すでに全国の病院や福祉施設などから4000セットを超える注文があるということです。
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2020年3月11日(水)
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