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■新型コロナウイルス、世界の感染者400万人を突破 マスクの自動販売機、アメリカ・ニューヨークに登場 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の10日午前11時の時点で402万3539人となり、400万人を超えました。
 国別では、アメリカが130万9159人と最も多く、次いでスペインが22万3578人、イタリアが21万8268人、イギリスが21万6525人、ロシアが19万8676人などとなっています。
 また、死亡した人は、世界全体で27万9307人となりました。国別では、アメリカが7万8792人、イギリスが3万1662人、イタリアが3万395人、スペインが2万6478人、フランスが2万6313人などとなっています。
 一方、新型コロナウイルスの感染が拡大して、品薄状態が続くマスクを売る自動販売機がアメリカ・ニューヨークに登場しました。
 これは8日、ニューヨーク中心部のマンハッタンで空き店舗の入り口に設置されたもので、医療従事者用ではなく一般の人向けのマスクを1枚4ドルで販売しています。
 早速、マスクを購入した近所に住む女性は、「自分用に3枚購入しました。マスクが手に入る場所があるということは大切で、とても助かります」と話していました。
 ニューヨークでは、感染防止を徹底するため人との距離を十分とれない公共の場所では、マスクなどで口と鼻を覆うことが義務付けられ、市では今月から750万枚のマスクを用意して市民に無料で配布しています。
 今回登場したマスクの自動販売機の1枚4ドルという価格は、ニューヨークの物価を考慮しても決して安くはありませんが、運営会社の代表者は、マスクを着けないと入店できない食料品店も多く、今マスクを必要とする人が手軽に入手できるという需要に応えられるのではないかと説明しています。
 運営会社ではマスクだけでなく、消毒液や手袋を扱う自動販売機を今後20カ所に設置するほか、飲食店やイベント会場にも広げていきたいとしており、安全上の理由などから自動販売機が普及してこなかったニューヨークで、マスクの自動販売機が市民に受け入れられるのか話題になりそうです。 

 2020年5月10日(日)

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