■世界のコロナウイルス死者は33万人超 ニューヨーク州の１日の死者は84人

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間24日午前３時時点の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で526万7452人、亡くなった人は33万9949人となっています。
　感染者が最も多い国はアメリカで161万1691人、次いでロシアが33万5882人、ブラジルが33万890人、イギリスが25万8504人、スペインが23万4824人、イタリアが22万9327人となっています。
　死亡した人が最も多い国もアメリカで９万6479人、次いでイギリスが３万6757人、イタリアが３万2735人、スペインが２万8628人、フランスが２万8218人、ブラジルが２万1048人となっています。
　一方、アメリカのニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は23日、同州で過去24時間に確認された新型コロナウイルスによる死者数は３月24日以降で最も少ない84人だったと明らかにしました。
　州都オールバニの公邸からテレビ会見したクオモ知事によると、入院患者や人工呼吸器を装着した患者、新規感染者も減少しています。同州で流行がピークに達した４月初旬には、新型コロナウイルス感染により１日に1000人以上の死亡が確認されていました。
　同州でも感染者が少ない一部地域では、ロックダウン（都市封鎖）の緩和が始められていますが、アメリカの新型コロナウイルス流行の中心となっていたニューヨーク市の封鎖措置は続いています。
　アメリカで毎年夏の始まりを告げる５月最終月曜日の「戦没将兵追悼記念日（メモリアルデー）」を前にしたこの週末も、ニューヨーク市内のビーチは閉鎖されます。
　クオモ知事は宗教礼拝や戦没将兵追悼記念日の祝福のみに限定した集会の規制緩和置を発表していたものの、人権擁護団体が対象が狭すぎると提訴したことを受け、「合法的な目的」であれば10人以下の集会を認めるとする行政命令を22日夜に発表しました。

　２０２０年５月２４日（日）

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