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■ワクチン2回接種後にコロナ感染した人の8割は他の人にうつさず 和歌山県が調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスワクチンの2回接種後に感染した人の8割が、他の人にうつす「二次感染」を起こしていなかったとの調査結果を和歌山県がまとめました。13日に開かれた厚生労働省の助言機関の会合で報告しました。
 調査結果によると、感染第5波のさなかの7月11日から9月10日に、同県内で2回のワクチン接種完了後にブレークスルー(突破)感染した235人のうち、191人(81%)が他の人にうつしていませんでした。未接種または接種1回のみの感染者2111人では、1515人(72%)が二次感染を起こしていませんでした。
 また、ブレークスルー感染した235人のうち、188人(80%)が無症状または軽症だったということです。さらに、抗体カクテル療法の効果については、調査期間中、投与された178人のうち半分以上の101人が無症状や軽症で回復し、死者がいなかったということです。
 調査を受け、和歌山県は「ワクチンの2回接種は、地域での感染拡大防止に効果がある」との見方を示しています。
 一方、厚労省の助言機関は、全国の新規感染者数について、「減少が続き、第5波のみならず、今春の第4波の感染拡大前の水準も下回った」との見解をまとめました。
 一方、感染者数の下げ止まりが懸念される地域もあることから、座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は「今後の感染再拡大を防ぐためには、もう一段感染者数を落とすことが重要だ」と述べました。

 2021年10月15日(金)




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