■チリ、コロナワクチン接種対象年齢を3歳以上に引き下げ [健康ダイジェスト]
チリの公衆衛生研究所は25日、新型コロナウイルスワクチンの接種対象年齢を3歳以上に引き下げると発表しました。3~5歳には、6~15歳と同じく中国製薬大手シノバック・バイオテック製のワクチン「コロナバック」を使用します。
16~18歳には、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンを使用しています。年齢によって使用するワクチンが異なるのは、年長の子供は年少の子供よりもコロナバックの副反応発生率が高いという中国の研究結果に基づいているとされます。
チリのほかに接種対象年齢を3歳以上としているのは、ベネズエラ、コロンビア、アルゼンチン。ニカラグアとキューバは、2歳以上としています。
チリ保健省によると、3歳以上へのワクチン接種は12月中に開始される予定になっています。
チリ国内の新型コロナ感染者数は9月下旬から増加傾向にあり、11月25日の現感染者(アクティブケース)数は1万4393人に達しました。しかし、感染爆発が起こっているヨーロッパなどに比べると、ここ2週間の感染者数は横ばいが続いています。
チリでは、すでに人口の81・4%がワクチン接種を完了し、うち40・8%が追加接種(ブースター接種)まで完了していることから、高いワクチン接種率を背景に感染拡大をコントロールできているとの見方もできるため、今後の感染者数の推移に注目が集まります。
2021年11月26日(金)
16~18歳には、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンを使用しています。年齢によって使用するワクチンが異なるのは、年長の子供は年少の子供よりもコロナバックの副反応発生率が高いという中国の研究結果に基づいているとされます。
チリのほかに接種対象年齢を3歳以上としているのは、ベネズエラ、コロンビア、アルゼンチン。ニカラグアとキューバは、2歳以上としています。
チリ保健省によると、3歳以上へのワクチン接種は12月中に開始される予定になっています。
チリ国内の新型コロナ感染者数は9月下旬から増加傾向にあり、11月25日の現感染者(アクティブケース)数は1万4393人に達しました。しかし、感染爆発が起こっているヨーロッパなどに比べると、ここ2週間の感染者数は横ばいが続いています。
チリでは、すでに人口の81・4%がワクチン接種を完了し、うち40・8%が追加接種(ブースター接種)まで完了していることから、高いワクチン接種率を背景に感染拡大をコントロールできているとの見方もできるため、今後の感染者数の推移に注目が集まります。
2021年11月26日(金)
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