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■新型コロナ後遺症に初の医療関係者向け手引き 厚労省が公表 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染後に後遺症とみられる症状に悩む患者が少なくないことから、厚生労働省は1日、後遺症についての診療のポイントや患者への対応方法などをまとめた医療関係者向けの手引きを公表しました。
 この手引きは、感染症の専門家などで作る編集委員会が暫定版としてまとめたもので、1日に開かれた厚労省の専門家会合で示されました。
 この中では、コロナ後遺症は発症メカニズムが未解明で明らかになっていない点も多いものの、新型コロナウイルス感染症が治った一部の患者でさまざまな後遺症が起こることがわかってきたとして、こうした症状を「罹患(りかん)後症状」と名付けました。
 そして代表的な症状として、けん怠感や息切れ、味覚や嗅覚の異常などのほかに記憶障害や集中力低下なども挙げ、それぞれの症状ごとに医療機関での診断のポイントや患者への対応方法などをまとめています。
 また、後遺症は時間とともに軽くなっていくと考えられるものの、症状によっては社会生活への影響が大きいとして、簡単なリハビリの方法や仕事への復帰支援の進め方などについても紹介しています。
 厚生労働省によりますと、後遺症についてこうした手引きをまとめるのは初めてで、今後、新たなデータが得られれば更新していくということです。

 2021年12月2日(木)




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