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■アメリカのオミクロン型2例目感染者、5万人以上のイベントに参加 新たに9人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 東部ニューヨーク州などアメリカ各地で2日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への感染例が相次いで確認されました。この日判明した新たな感染者は計9人。海外渡航歴のない人も含まれ、市中感染がすでに発生しているとみられます。
 中西部ミネソタ州の保健当局は、同州ヘネピン郡に住む成人男性がオミクロン型に感染していたことがわかったと発表しました。アメリカメディアによると、男性に海外渡航歴はなく、ワクチンの追加接種(ブースターショット)も受けていました。11月22日に軽微な症状が現れ、24日の検査でアメリカで2例目のオミクロン型感染者と判明しました。現在、特に症状はないといいます。
 ただ、男性は症状が現れる直前の同19~21日にニューヨーク市を訪れ、大規模アニメイベントに参加していました。主催者発表では、イベント開催期間中の来場者数は約5万3000人。
 これを受け、ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は「市中感染が発生していると考えるべきだ」と警告し、イベント主催者やニューヨーク州などとも協力し、参加者の追跡を行うとしています。イベントへの参加はワクチン接種が条件で、会場ではマスク着用が義務付けられていたといいます。
 ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事も2日、記者会見を開き、州内で新たに5人の感染が確認されたと明らかにしました。67歳の女性は南アフリカへの渡航歴があり、11月25日に帰国後、30日の検査でオミクロン型が発見されたということです。残りの4人はニューヨーク市内在住だということです。
 ホークル知事は、「ワクチンを打っていなければ打つこと、打っていれば追加接種を受けることを強く勧める」と呼び掛けました。
 西部コロラド州では、観光目的でアフリカ南部への渡航歴がある州内在住の成人女性の感染が判明。ワクチンを接種しており軽症で、自宅で隔離措置を取っているといいます。ハワイ州でも、旅行歴がない感染者が確認され、州保健当局は「市中感染だ」と指摘しました。
 一方、ジョー・バイデン大統領がこの日、オミクロン型対策を追加で発表し、対策には追加接種拡大とコロナ検査拡大を含めました。また、海外入国者のコロナ検査を義務付けることにしました。このほか、大衆交通利用時のマスク義務着用を延長する一方、国内航空旅行時のワクチン接種義務化も検討することにしました。

 2021年12月3日(金)




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