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■台湾でオミクロン型を初確認 アフリカや英米から入境の3人 [健康ダイジェスト]

 台湾の中央感染症指揮センターは11日、新型コロナのオミクロン型変異ウイルスの感染者が台湾で初めて確認されたと発表しました。感染者は3人で、空港検疫を通じて感染が確認されました。
 3人は今月7日から8日にかけて、アフリカ南部南アフリカと国境を接するエスワティニ(旧スワジランド)、アメリカ、イギリスからそれぞれ台湾に入境しました。
 台湾当局によりますと、1例目となるオミクロン型の感染が確認されたのは、エスワティニから渡航してきた30歳代の台湾籍の女性です。
 8日に航空機で台湾に入境し検査を受けたところ、オミクロン型に感染していることが判明しました。
 同じ便で台湾に来た他の客は全員、陰性だったということです。
 この女性は入境時に検査を受けて集中隔離施設に入っているため、台湾当局は市中に拡散する可能性は低いと発表しています。
 政府対策本部は感染再拡大防止に向け、マスク着用や手洗いなどの徹底に加え、ワクチン接種を呼び掛けました。2回目のワクチン接種を完了した人は、10日時点で人口の63・8%。 

 2021年12月11日(土)




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