SSブログ

■トルコ、国産コロナワクチン承認で量産開始 アフリカ諸国への提供も計画 [健康ダイジェスト]

 トルコ政府は、国産の新型コロナウイルスワクチンに緊急使用が認められたと発表し、国内で量産を開始して接種を始めるほか、ワクチンが不足するアフリカ地域にも提供するとしています。
 トルコ政府は22日、国内で初めて開発された新型コロナウイルスのワクチン「トルコワク」について、保健当局傘下の委員会が緊急使用を認めたと発表しました。
 来週にも国内での接種を始めるとしています。
 また、レジェプ・エルドアン大統領は今月、イスタンブールで開かれたトルコとアフリカ各国の首脳会議で、「1500万回分のワクチンを提供することを計画している」と明らかにしており、ワクチンの普及が遅れているアフリカ諸国への「ワクチン外交」にも活用する方針です。
 「トルコワク」はウイルスを加工して毒性をなくした「不活化ワクチン」と呼ばれる種類のもので、トルコの大学や研究機関が共同で開発してきました。
 開発担当のトップは19日、地元メディアに対し、これまでの臨床試験でワクチン接種者に重症化した事例はなく、肯定的な結果が得られたと明らかにしていました。
 トルコでは18歳以上のワクチン接種の対象者のうち、すでに82%が2回目の接種を終えていますが、1日当たりの感染者は依然として、2万人ほどで推移しています。
 トルコでは1月に中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製、4月にアメリカのファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発したワクチンの接種が始まりました。7月には免疫力を高めるためとして、主にシノバック製を受けた人を対象に、3回目の追加接種を始め、8月には4回目のワクチン接種を始めました。

 2021年12月23日(木)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。