SSブログ

■フランス、イタリアなどでコロナ新規感染が最多 オミクロン型流行、クリスマス休暇で急増 [健康ダイジェスト]

 フランスやイタリア、オーストラリアで25日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新しました。感染力の強い新たなオミクロン型変異ウイルスが流行する中、クリスマス休暇で人の動きが活発となったためで、行動規制を再び強める動きも出てきました。
 フランスの新規感染者が10万4611人と、昨年3月の流行開始以来、初めて10万人の大台に乗りました。家族や友人らと会う予定の人々がクリスマス休暇前にPCR検査場に殺到し、陽性確認の件数が急増しました。検査増加で無症状や軽症の感染者が多いことがわかりました。
 フランスでは現在、ディスコなどを除き、店舗の営業制限や外出制限は課されていないため、帰省や会食で感染はさらに広がる可能性があります。専門家は1月半ばに1日の感染者が20万人に達すると指摘しています。
 フランス政府は27日に臨時閣議を開き、飲食店などの利用にワクチン接種証明のみを有効として、接種を事実上義務化する法案を決定します。当初は1月初めに閣議決定する予定だったものの、感染急拡大を受け前倒ししました。追加接種を受けないとワクチン接種証明が有効にならないとする案も検討されるといいます。
 一方、イタリアの新規感染者は約5万4800人と、3日連続で過去最多を更新しました。オーストラリアも12月中旬から新規感染者が増え始め、25日には9900人超と1万人に迫りました。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計データによると、チェコやアイルランド、エチオピアなどでも25日に1日の新規感染者数が過去最多を更新しました。
 感染を抑えるため各国は相次いで規制を強めます。イタリア政府が23日に発表した新たな感染防止策では、屋外でのマスク着用を義務付け、公共交通機関などではヨーロッパ規格のマスクの着用を求めます。コンサートなど屋外イベントの開催も、2022年1月末まで禁じました。
 オーストラリアの南オーストラリア州は、屋内の人数制限を強化し、個人宅には10人までしか集まれなくなりました。

 2021年12月26日(日)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。