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■世界の新型コロナ感染者、1週間で過去最多の1515万人 ヨーロッパ・南北アメリカで9割近く [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの感染者が9日までの1週間で過去最多の1515万人に上ったと発表しました。これまでで最多だった前週よりさらに55%増え、初めて週当たりの新規感染者が1000万人を超えました。
 感染スピードが速いオミクロン型変異ウイルスが拡大していることなどが影響したとみられ、流行が続く欧米に加え、アジアでも感染者は大幅に増加しました。
 WHOが管轄する地域別では、旧ソ連諸国を含む「ヨーロッパ」が715万人で最も多く、南北アメリカを管轄する「アメリカ」が612万人で続き、両地域で全体の87%を占めています。インドやインドネシア」などが属する「南東アジア」では前週の5倍超、日本を含む「西太平洋」でも前週の2倍超となるなど、アジア地域でも急増しました。
 国別では、アメリカの約461万人が最多で、フランス約160万人、イギリス約122万人、イタリア約101万人、インド約64万人と続きました。
 地域別で1週間の新規感染者が最も多い地域を管轄するWHOヨーロッパ地域事務局のハンス・クルーゲ事務局長は11日の会見で、「オミクロン型は西ヨーロッパで主流となり、いまやバルカン諸国でも広がっている」と述べ、「今後6〜8週間で地域の人口の半数以上がオミクロン型に感染する恐れがある」とするワシントン大学の保健指標・評価研究所の見通しを紹介し、注意を促しました。
 一方、WHOの専門家グループは11日、各国がワクチンの追加接種(ブースター接種)を実施していることについて「適切ではない」とする見解を公表しました。
 ワクチンの公平な配分や新たな変異型の出現などを考慮すると、「既存のワクチンを繰り返し接種する戦略は適切ではなく持続可能でもない」と指摘。より感染防止効果の高いワクチンを開発する必要性を訴えました。

 2022年1月12日(水)




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