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■北朝鮮の新たな発熱者、約9万6610人 3日連続10万人下回る [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、国家非常防疫司令部の集計として、5月31日午後6時からの24時間で新たに約9万6610人の発熱者が確認されたと報じました。
 新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱者は4月末からの累計で約383万5420人となりました。このうち約366万9950人が完治し、約16万5390人が治療を受けています。一方、新たな死者は報告されていません。
 一時は40万人に迫った新たな発熱者は5月31日の発表から3日連続で10万人を下回りました。
 ただ、北朝鮮が公開した統計は発熱者数に比べ死者数が少なく、韓国情報当局も北朝鮮の統計発表が住民を落ち着かせる目的が大きいとの判断を示しており、統計をそのまま信じるのは難しいとの指摘が大勢を占めています。
 朝鮮中央通信によると、各行政単位で防疫対策が強化され、封鎖や医薬品の増産、消毒などが行われているといいます。農業のような主要な労働は続けられているとしました。
 また、国内製薬業界に関して国際標準化を含む「新たな高み」に押し上げる取り組みが進められる中、金徳訓(キム・ドクフン)首相が2カ所の製薬工場を視察したと報じました。
 一方、世界保健機関(WHO)の緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は1日、北朝鮮の新型コロナウイルス流行について「状況は改善せずにむしろ悪化が想定される」と述べました。ただ、北朝鮮の国営メディアが公表するデータ以外に独自で情報を入手できていないと明かしました。
 ライアン氏は未加工データや現地情報を入手するのは困難だとし、韓国や中国など近隣国と連携してよりよい状況把握に努めていると説明。また、WHOはワクチンや物資の供給で複数回にわたり支援を申し出ていると語りました。

 2022年6月2日(木)




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