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■メタボ健診、初めて受診率が下がる コロナ感染拡大が影響し2020年度は53・4% [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は2日、特定健診(メタボ健診)の2020年度の受診率が53・4%で、前年度から2・2ポイント低下したと発表しました。受診率は2008年度に制度が始まった当初の38・9%から一貫して上がり続けてきましたが、初めて低下しました。厚労省は新型コロナウイルスの感染拡大による受診控えなどが影響したとみています。
 メタボ健診は40~74歳を対象に毎年実施されており、採血検査をしたり、腹囲や血圧などを測定します。その結果、生活習慣病のリスクが高いと判定されると、保健師らによる食事や運動の「特定保健指導」を受けるよう求められます。
 厚労省によると、2020年度の受診者数は2894万人で、前年度から100万人近く減少しました。2020年春の緊急事態宣言中に政府が健診を控えるように求めたことや、在宅勤務が増えたことが影響したとみられます。
 一方、メタボリックシンドロームやその予備軍に該当する人は推計947万人で、前年度から28万人増えました。
 厚労省の担当者は、「コロナ下の巣ごもり生活で運動不足になった人が増えたことも関係しているのではないか」と話しています。

 2022年6月3日(金)




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