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■新型コロナ5~11歳のワクチン副反応、発熱は1割で大人より低頻度 [健康ダイジェスト]

 5〜11歳向けの新型コロナウイルスワクチンの接種後、37・5度以上の発熱がみられた子供は約1割だったとの中間集計を、順天堂大などの研究チームがまとめました。多くの副反応の発生頻度は大人より低くなりました。
 10日の厚生労働省の専門家部会で報告しました。調査は、3~5月にアメリカのファイザー製のワクチン接種を受けた106人が対象。接種後1週間以内に発熱した子供の割合は、1回目は12%、2回目が11%でした。20歳以上のファイザー製ワクチン接種後の調査では、発熱は1回目3%、2回目38%で、子供のほうが発熱しにくい傾向がみられました。
 子供の2回目接種後の主な副反応の頻度は、接種部位の痛み77%、 倦怠(けんたい)感23%、頭痛15%などで、いずれも大人より低くなりました。
 伊藤澄信・順天堂大特任教授は、「データを参考に、必要な子供への接種を円滑に進めてほしい」と話しました。
 国内での新型コロナの5〜11歳向けのワクチンはファイザー社製で、3週間間隔で2回接種しますが、量は12歳以上の3分の1。今年1月に特例承認され、2月に無料で接種を受けられる対象となりました。
 首相官邸によると、9日現在、5~11歳の2回目ワクチン接種を終えた人の割合は15%。
 ファイザー製とアメリカのモデルナ製ワクチン接種後、急激な筋力低下などを起こす「ギラン・バレー症候群」の疑い報告がごくまれにあるとして、専門家部会は、添付文書を改訂して注意喚起を行うことを了承しました。

 2022年6月11日(土)

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