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■台湾のコロナ対策責任者が陽性 オミクロン型拡大し感染者急増 [健康ダイジェスト]

 台湾の衛生福利部(衛生省)は12日、新型コロナウイルス対策を指揮する陳時中(ちんじちゅう)衛生福利部長(衛生相)が新型コロナのPCR検査で陽性だったと発表しました。
 台湾では従来、厳格なコロナ対策を実施していましたが、オミクロン型変異ウイルスの拡大を受けて対策を緩和し、感染者が急増しています。12日も5万人超の新規感染者が確認されました。
 陳氏は2020年に新型コロナの世界的流行が始まって以降、対策の責任者を務めてきました。12日午前に自覚症状があり、検査の結果、陽性でした。
 台湾総統府の報道官は、蔡英文(さいえいぶん)総統が「2年以上にわたりほとんど休んでいない。しっかりと休養し、早く回復することを願っている」と述べたと明らかにしました。

 2022年6月12日(日)

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