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■WHO、ヨーロッパのサル痘危険性を「高い」に引き上げ 50カ国・地域に感染拡大 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は27日付の報告で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、これまで世界全体で「並」としてきた危険性評価を、感染者の86%を占めるWHOヨーロッパ地域事務局管内(旧ソ連やトルコを含む)だけを「高い」に引き上げました。今年の感染者は22日時点で、50カ国・地域の3413人に上りました。
 危険性評価は新型コロナウイルス感染症では、中国を最高の「非常に高い」、その他を「高い」としていた2020年1月30日に、緊急事態を宣言。その後、同年2月28日に世界全体を「非常に高い」に引き上げ、世界的流行(パンデミック)を認定した形となっていました。

 2022年6月28日(火)

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