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■東京都のコロナ警戒度、最高レベルに引き上げ 4月21日以来3カ月ぶり [健康ダイジェスト]

 東京都は14日、新型コロナウイルスの感染拡大の深刻さを示す都独自の警戒度を最高レベルに引き上げました。新規感染者が前週比の2倍を超えるペースで拡大している点などを考慮しました。感染状況を検証する同日のモニタリング会議では、専門家が「これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」と警鐘を鳴らしました。
 4段階で感染状況を判断する警戒度が最高レベルとなるのは4月21日以来、約3カ月ぶり。前週までは「感染が拡大している」と上から2番目でしたが、足元の状況を踏まえ「大規模な感染拡大が継続している」と警戒を強めました。
 13日までの7日間平均でみると、新規感染者数は約1万110人と前週の2・3倍に増えました。都の発熱相談センターへの相談件数も前週比2・5倍の約5410件に急増し、ピークアウトの兆しはみえていません。
 医療提供体制への警戒度も1段階引き上げ、上から2番目の「通常の医療を制限し、体制強化が必要」としました。13日時点で重症患者は13人にとどまるものの、入院患者数が2239人と前の週から7割強増えている点を考慮しました。
 新規感染者の8割近くを40歳代以下が占めるのに対し、入院患者は4割超が70歳代以上と高齢者の症状悪化が目立ちます。都は医療機関に対し、コロナ専用病床を最大想定の7000床に増やすよう要請しています。
 流行の主体はオミクロン型から派生した「BA・5」に急速に置き換わっています。都健康安全研究センターの調査によると、BA・5の割合は4日までの週で56・4%となり、前の週に比べて20ポイント以上高くなりました。これまでの主流だった「BA・2」(38・3%)を逆転しました。

 2022年7月14日(木)

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