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■用語 アシタバ(明日葉) [用語(あ行)]

[レストラン]アシタバ(明日葉)とは、強い生育力と生命力を持つセリ科シシウド属の多年草。明日葉という名称も、「今日摘んでも翌日には新しい葉が出てくる」として名付けられました。
 房総半島や三浦半島、伊豆七島、小笠原などの海岸に生えます。茎は1メートルほどに伸び、葉は茎を包むようにつき、5月から10月ころにかけて淡黄色の花が咲きます。
 質が厚く、軟らかい若葉を食用にします。通例、ゆでてお浸し、あえ物などにして食べますが、天ぷらも美味。乾燥させたものは、お茶として利用されています。また、牛の牧草としても栽培され、乳の出をよくし乳質を高めることが知られています。
 緑黄色野菜に当たるアシタバには、βカロチンやビタミンC、ビタミンB群などのビタミン類や、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類、アミノ酸や食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
 中でも、アシタバの茎や根茎を切ると出てくる黄色の汁の成分には、利尿・緩下作用のほか、抗がん作用のあることが知られています。中でもルテオリンという成分は、強心・利尿剤として有名です。
 カルコンという成分も、抗酸化作用を持ち、他の成分とあいまって老化防止に大きな効果があるとされています。




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