￭用語 アガリクス

アガリクスとは、ハラタケ科のキノコ。姫マツタケ、カワリハラタケとも呼ばれます。マッシュルームに似た形で、傘は茶色。
　原産地はブラジルですが、最近では日本や中国でも食用、薬用として栽培されています。
　キノコ類にはβ-Dグルカンと呼ばれる食物繊維の一種に、免疫力を高めたり、抗がん作用があるとされています。キノコの中でも、アガリクスはβ-Dグルカンの含有量が多いとされ、免疫力を高めるさまざまな有効成分が含まれています。
　そのためか、がん細胞の縮小や消失といった動物実験の結果が多く発表され、がん予防やがん治療の効果が期待されています。
　アガリクスの乾燥品から抽した成分の顆粒、液剤、錠剤が、健康食品として市販されています。

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