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■用語 ラクトフェリン [用語(ら)]

[るんるん]ラクトフェリンとは、蛋白(たんぱく)質の一種で、牛乳や母乳に多く含まれています。ほ乳類の乳汁を始めとして、涙、鼻水、唾液、腸内分泌液などの粘膜分泌液に含まれ、粘膜を感染症から防御する役割を持つと考えられてきました。
 最近では、細菌やウイルスなどの外敵から体を守る免疫力を直接、活性化させる働きが注目を集め、サプリメントも広く出回っています。
 そのほか、ラクトフェリンは、さまざまな働きを見せます。細菌の増殖を抑え、細菌が体内で炎症を起こさないよう抑える強い抗菌作用があり、大腸菌やO-157、ガンジダ菌などを殺菌します。アレルギー症状の緩和、C型肝炎にも効果があるとされており、全体として体の抵抗力を高める効果をもたらすとされています。 また、鉄分の吸収を促進するため、貧血にも効果があるとされます。
 このラクトフェリンは熱に弱いため、加熱された乳製品にはほとんど含まれていません。生乳を飲んでも吸収される前に分解されてしまいますが、胃腸での効果は十分期待できます。

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