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■インフルワクチン、安全性に重大な懸念なし 厚労省 [健康ダイジェスト]

 今シーズンのインフルエンザ予防接種の副作用について、厚生労働省の調査会は28日、「現時点で安全性に重大な懸念はない」との結論をまとめました。
 今シーズン使われたのは、新型、季節性のA香港型、B型の3種類を混合したワクチンで、昨年10月~今年1月に約5100万回分が出荷され、医療機関から報告された入院相当以上の重い副作用は125人、うち死亡は21人でした。死亡のうち、主治医から接種との因果関係があるとして報告された事例は5例でした。
 昨シーズンは、新型用のワクチンが平成21年10月〜平成22年9月に約2300万回分出荷され、重い副作用は416人、うち死亡は133人でした。死亡のうち、主治医から接種との因果関係があるとして報告された事例は3例でした。この副作用報告においては、死亡とワクチン接種の直接の明確な因果関係がある事例は認められませんでしが、死亡例のほとんとが重い持病を持つ高齢者でした。
 副作用報告の減少の原因について、厚労省は「明確にはわからないが、昨シーズンは接種時期に流行のピークが重なり、副作用報告の中にインフルエンザの症状が紛れ込んでいたのではないか」としています。

 2011年2月28日(月)

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