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■植え込み型除細動器376台を自主改修 日本ライフラインが製造販売 [健康ダイジェスト]

 医療機器製造販売業「日本ライフライン」(東京都品川区)は26日、同社が製造販売した自動植え込み型除細動器など計3機種について不具合があったため自主改修すると発表、薬事法に基づき、東京都に報告しました。
 同社や都によると、機器を利用中の患者は37都道府県の計376人で、129カ所の医療機関に通院中。これまでに不具合の事例は3件報告されており、めまいの症状が出たケースが1件あったといいます。
 自主改修されるのは、平成22年6月から平成23年4月までに出荷された「パラダイムVR(一般的名称:自動植込み型除細動器)」「パラダイムDR(一般的名称:デュアルチャンバ自動植込み型除細動器)」「パラダイムCRT-D(一般的名称:除細動機能付植込み型両心室ページングパルスジェネレータ)」の3機種。心不全の進行をモニタリングする機能(フォローアップモニタリング機能)に起因して、不具合が生じる可能性があることが判明したといいます。
 また、医療機器製造販売業者「日本光電工業」(東京都新宿区)は24日、同社が製造販売した心肺蘇生用の半自動除細動器「TEC-2500シリーズ カルジオライフS」に不具合があったため、薬事法に基づき全国516の消防関係機関などに出荷した1192台を自主改修すると発表しました。
 同社などによると、滋賀県長浜市内で12日、心肺停止状態で救急搬送中だった同市内の男性(69歳)に、救急隊員がこの除細動器を使用したものの作動しませんでした。その後、心臓マッサージを行うなどしましたが心筋梗塞のため死亡。男性の死亡と故障の因果関係は不明といいます。

 2011年4月30日(土)




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